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転職先が決まったけど、実際入社してみたら思っていた感じと違う…というギャップに遭遇してしまうこともあります。
良いギャップだと大丈夫ですが、悪いギャップだと転職失敗です。
誰しも失敗はしたくないものです。
そのため、転職活動の際には企業選びを慎重に進めていく必要があります。
今回は、転職活動の企業選びにおける「後悔しない」「ミスマッチ防止」のポイントを解説していきます。
目次
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危険な企業選び
まずは、「転職に失敗しやすい」「危険な企業選び」の2パターンを紹介します。
どちらも陥るケースが多いので要注意です。
衝動買いのような”一目ぼれ入社”
転職失敗のあるあるですね。
ほとんどの方が、「入社して良いさそうだなー」と感じる企業に興味を持つはずです。
この点はかなり重要なので決して悪くないのですが、そこから良いイメージだけで入社を決めてしまうとギャップに遭遇しやすいです。
当然、求人票には良いところを中心に掲載しています。
自分にとって100%完璧な企業なんて存在しないわけで、どこの企業でもデメリットは絶対にあります。
どこをデメリットと感じるかは個々によりますが、しっかりとエージェントから内部情報を収集した上で応募を検討するようにしましょう。
「もちろん分かっている!」…はずなんですが、憧れの企業の求人を見ると、意外と悪い部分を見てみぬふりをしてしまいがちです。
なので、必ず自分にとっての企業の良い点、悪い点の両方を洗い出してから応募を検討してください。
現在”当たり前”と感じている環境がある
転職活動では、転職理由となる不満なことや、次に実現したいことばかりに目がいってしまい、今ある恵まれた環境が「あって当然」と勘違いしてしまう傾向があります。
この「あって当然の環境」が次の転職先に用意されているとは限らないので、意外な落とし穴となります。
例えば…
①前の会社では交通費全額が当たり前だったが、転職先では上限があって損をする
②前の会社では定期的な飲み会で社員同士が仲良くなれるが、転職先では全くない
③前の会社では部下が沢山いたが、転職先では完全に新人扱い
私の場合、実際に②のギャップに悩まされたことがあります。
自分ではどこの企業にでもある環境だと思っていても、転職先では無いことも当然あります。
忘れがちになるので、企業選びの際には注意しておきたいところです。
失敗しない企業選びのポイント
「勘違い」「ギャップ」「知らない」は、転職失敗につながります。
ここでは、企業選びに重要な6つのポイントをまとめているので、ぜひ参考にしてもらいたいです。
1.職種名だけで判断しない
未経験の仕事や、経験の浅い仕事にチャレンジする場合は、リアルな情報を入手しましょう。
というもの、新しい分野の仕事は良いイメージに偏ります。
どんな仕事でも大変な面もあるので、実際に働いている知人から聞いてみたり、エージェントから聞いてみるようにしましょう。
2.絶対確認!職場の雰囲気と人間関係
面接では意気投合!きっと社員の方もイキイキと働いていると思いきや…実際入社すると全く士気を感じない…
私はこんな経験があります。
面接官同士も仲良さそうだったのに、入社してみたらめちゃくちゃ仲が悪い…
ちょっと騙された気分になりました。
何度も当サイトではお伝えしていますが、いくら大企業でも、有名企業でも、求人票に魅力を感じても、実際の環境が良くなかったら働く気が無くなります。
そしてまた転職を繰り返します。
事実、職場環境や人間関係で転職を決意する方も多いです。(前回記事で解説)
なので、失敗しないためにも内部情報は細かく収集しましょう。
方法はいくつかありますが、まず確実なのは「オフィスの見学」です。
無理なところもありますが、別に隠す必要がないので快く承諾してくれるところが大半です。
自分の目で見て確かめることが一番です。
ただし、これでは人間関係が分かりません。
そこで役立つのが口コミサイトとエージェントです。
特にエージェントは普段から企業訪問を行っているので、職場環境に詳しいです。
口コミサイトも良いですが、中には虚偽や過度な情報も含まれているので、信頼あるエージェントから聞き出すのが一番です。
・職場の雰囲気は「職場見学」
・人間関係などは「エージェント」
から情報を収集しましょう。
3.労働環境を確認する
労働時間・残業時間・休日出勤…これら共通するのは、ブラック企業の可能性です。
先ほどの「人間関係」も、パワハラなどの観点から効果がありますが、それに加えて多いのが労働環境です。
残念なことに、日本では長時間労働による自殺者が出てしまっています。
他人事ではなく、転職活動をしている自分もこういったブラック企業に関わってしまうリスクがあるということです。
特に注意したのが、自分で応募して自分だけで決めてしまうケースです。
一概には言えませんが、私の経験上、
・小規模転職サイト
・小規模エージェント
・ハローワーク
この3つの媒体は注意が必要かと思います。
ブラック企業の求人を見かけることがあります。
また、大手転職サイトでも、年中求人を掲載しているところは要注意です。
こういった企業は儲けてはいるものの、離職率が高く、常に人材を補充しないとやっていけないケースが多いからです。
そこで、ブラック企業への応募を防止するために、以下の利用を推奨します。
・大手転職サイト
・大手エージェントやヘッドハンティング
大手で有名なところは、ブラック企業と取引きをしてしまうと一気に評判が下がります。
企業にとって、最もダメージが大きいのはお金では無く「評判」です。
ですので、大手有名サイト・エージェントほどブラック企業を排除しているところが多いです。
こういったブラック企業の要素となる、実際の労働時間、残業時間、休日出勤のことは、エージェントから聞くのが間違いないでしょう。
4.実際の仕事内容を面接で確認する
実際、入社してみたら思っていた仕事内容と違う…というケースもあります。
経理で入社したのに一般事務、貿易事務ばかり…
固定のルート営業で入社したのに新規開拓ばかり…
など、「せっかく自分の経験を活かしたいと思っているのに仕事内容が違う」という、求人票と実際の仕事内容が異なる場合です。
入社してしまっては遅いので、“面接”の段階で完全に解消しておく必要があります。
面接では人事担当者に加えて、一緒に働くことになる上司が面接に参加することが多いです。
そこで、
・具体的にどのような仕事内容か
・仕事の役割分担は?
・もし入社できたらどの部署でどういった目標をもって仕事ができるのか
・実際に入社できたら、将来的にどういったキャリアを期待してくれるのか
という逆質問を投げかけます。
私は実際にこれを聞いて、担当者の回答が自分のキャリアとマッチしないのであれば選考を辞退することもありました。
だって、こんな酷いギャップ…お互い良くないのは明確ですからね。
なので、求人票に仕事内容が詳しく記載されていても、面接では詳しく聞くようにしましょう。
5.想定年収に加えて”想定手取り”も確認する
当然ながら、年収○○○万円と書かれていてもすべてが手取りになるわけではありません。
一般的には、健康保険、雇用保険、厚生年金、住民税、所得税など、毎月の給料から引かれるものがあります。
更に企業によっては、毎月引かれるものも追加で出てくるかもしれません。
例えば、アパレル業界であれば社販分が毎月引かれます。
この「引かれる部分」をある程度予想しておかないと、入社してみて思っていたより手取りが少ない…という事態になりかねません。
こういった給与から差し引かれる項目は、求人票に記載されていることもありますが、直接企業には聞きにくいと思うので、エージェントを通じて調べるのが一番です。
6.企業の事業内容とシェアをチェックする
企業選びで重要なのは、何より“企業の情報”です。
そこで、事業内容とシェアに着目します。
企業によっては、幅広い事業を手掛けているところもあります。
例えば「不動産事業・飲食事業」など、異なる事業を展開しているところもあります。
複数の事業の場合、どの事業に力を入れて本業としているかを確認しましょう。
本業の業績が良い場合は人材採用や育成に力を入れてるケースが多く、入社してもキャリアアップが見込めます。
あなたがその分野に興味を持ち、自分の経験やスキルを活かしてどのような事をしていきたいかをイメージすることができれば、内定はもちろん、入社後も活躍できるはずです。
まとめ
このように、危険な企業選びと選ぶ際のポイントを紹介してきました。
求人票や公式サイトを見ていて、疑問に思うことも出てくるでしょう。
“本当はこういった情報が知りたいのに…”
こういった疑問はキチンと解消しておかないと、入社後のギャップにつながります。
疑問点を見つけたら、まずはエージェントに聞いてみましょう。
更に実際に聞けそうな内容であれば、面接で最終確認を取るようにしましょう。
以上、企業選びのポイントでした。