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こちらでは、転職で気を付けることを紹介しています。
転職活動では多くに注意点がありますが、私の転職活動経験から、特に気を付けるべき11の注意点にまとめています。
転職検討から内定・入社までの大まかな流れにそって紹介しているので参考にしてみてください。
目次
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転職で気を付けるべき11の注意点
①そもそも転職すべきか!?
当サイトでは何度もお伝えしていますが、「あなたは何故転職したいのですか?」という点は最大の注意点だと思います。
転職理由を明確にしておかないと、恐らく転職に失敗します。
転職理由=転職目的と同じなので、目的無き転職はそもそも希望条件やどのような不安要素を解消すれば良いのか分かりません。
転職理由を明確にすることで、次の転職ではそれを省くということが可能になり、転職失敗を防ぐことができます。
もし転職理由が明確でない場合は、一度転職自体を見直すことも考えましょう。
②現在の会社で解消できる方法も検討する
転職理由が明確になっても慎重に…
転職理由となる不安要素を、現在の会社で解消することができれば転職する必要はありません。
転職すると、これまでの地位や役職、社内での人間関係、人脈などが基本的にはリセットされてしまいます。
しかも面接では「その転職理由を今の会社で解決できないのか?」という問題解決力を問われるので、
“不安要素を解決しようと行動に出たが、それでも解決できなかったので転職する”
という事実が結構重要になります。
こちらでも詳しく
>転職した方が良いケース
>転職しない方が良いケース
③転職スケジュールを立てる
転職をすると決めたら、スケジュールを考えないとお先真っ暗です。
目安となる転職活動の期間は各年代によって異なりますが、平均で3ヶ月程度の方が多いです。※私は30代転職のとき5ヶ月かかりました。
スケジュールを立てるときのコツですが、ゴールを先に決めて逆算して予定を組むと良いでしょう。
大体〇月頃に転職すると決めてから、キャリア整理・情報収集・求人応募・面接/内定・退社/入社準備といったパートに分けると組みやすいです。
タイトなスケジュールになり過ぎないように注意しましょう。
こちらでも詳しく
>転職活動の全体的な流れを把握する 転職成功ノウハウ 転職準備2-1
④一人で活動しない
自己流の転職でも不可能ではありませんし、それでも転職できる方はいるでしょう。
しかし、自分一人でできることには限界があり、求人情報の面では特に大きな損をするでしょう。
個人が見つけることができる求人は世の中にある求人のごく一部であり、多くは「非公開求人」など特別な求人としてエージェント経由で応募することができる求人です。
ここを無視してしまうと、良い条件の求人を見逃すことになり、かなり勿体無いです。
求人情報以外でも、効率よく転職できる方法もプロが無料で教えてくれます。
好みはあるかと思いますが、一切費用は掛からずノウハウを聞くことができるので、まずは話だけでも聞いてもらうことをオススメします。
⑤自己分析を軽視しない
転職活動で軽視しがちなのが自己分析です。
自分のことなんて自分で分かっている…と思うかもしれませんが、意外と気付かない自分の志向や強みを発見することができます。
方法としては、仕事以外の人間的な分析と、仕事の分析の2種類を行うと良いでしょう。
もう少し詳しく言うと、これまでに興味を持ったことや趣味、続けてきたことをまとめて「自分はどういった事をするのが好きなのか」を分析します。
そしてこれまでどのような仕事を続けてきて、やってきたこと、成果、面白かった仕事、続けている仕事などをまとめます。
これらを組み合わせて分析することで、転職活動のヒントを得ることができ、選考対策として自分をアピールする際もかなり効果的です。
様々な自己分析の方法が紹介されていますが、私が推奨するのは2つのツールを活用した自己分析法です。
誰でもカンタンに、1時間程度あればできます。
こちらで詳しく
>転職活動で”誰でもカンタンにできる”自己分析方法 2つのツール
⑥複数の転職サービスを利用する
転職エージェント1社、転職サイト1つ…という使い方はやや危険です。
エージェントの場合は対人なので、当然合う、合わないがあります。
最低でも10社程度カウンセリングを受けてみて、自分に合うエージェントを3社に絞り込むようにしましょう。
紹介求人のバリエーションも増えます。
転職サイトは自分で求人情報を探すツールですが、これも1つだけだと情報が少なすぎます。
3~5サイト程度登録して空いた時間は求人を探すようにしましょう。
⑦市場価値診断はやっておく
20代後半以上の転職の場合は特にやった方が良いです。
20代前半の場合は市場価値に大きな違いは出にくいですが、キャリアを重ねていくうちに自分の転職市場価値が大きく変化していきます。
ある程度、どのような年収が適性なのかを把握しておかないと自分では思っていた以上に年収が低い(高い)ケースもあります。
応募する求人の役職を見る際も目安になるはずです。
方法としては、無料の市場価値ツール(ミイダスがおススメ)を使用するか、転職エージェントに相談するといった方法があります。
こちらで詳しく
>転職に迷ったら適性診断・市場価値を確認してから判断
⑧できれば仕事を続けながら活動する
働きながら活動?それとも辞めてから活動?
転職活動はどちらかに分かれますが、私の経験上、辞めてから転職活動に入るのはお勧めできません。
辞めてからは集中して動けますが、転職先が決まるという保証はなく、貯金が無くなってしまうかもしれないという大きなリスクがあります。
働きながらの活動であれば日程調整は難しいですが、”焦る” “収入0” になることはありませんし、エージェントを利用していれば日程調整のデメリットも解消できます。
焦りから失敗してしまうケースも大いにあり得るので、働きながら活動する方を強く推奨します。
こちらで詳しく
>転職は働きながら?辞めてから? 転職成功ノウハウ 転職準備2-2
⑨選考はきちんと企業別に対策する
転職活動では基本的に複数の求人に応募していきます。
書類選考のために履歴書と職務経歴書、更にその次は面接対策を行いますが、1パターンの書類や対策だけで全ての企業に通用するわけではありません。
当然ですが、企業のニーズは各企業によって異なります。
応募企業すべてに同じような書類で応募してしまうと、「使いまわししている」と捉えられるかもしれません。
効果的な書類対策、面接対策を行うためには、
“企業のニーズを把握して、自分の当てはまりそうなスキルや実績をアピールすれば良い”…というわけです。
そのために先ほど紹介した自己分析はもちろん、企業が出している求人票や公式サイトに掲載されている情報をきちんと読むことがポイントとなります。
⑩条件交渉はプロに頼む方が成功率が高い
年収などの条件交渉をしたいけど…面接で交渉するのはなかなか難しいです。
言えないわけではないけど、気まずいですし、かけ離れた交渉をしてしまうと悪い印象を与えてしまうかもしれません。
なのでプロにお願いします。
転職エージェントはこういった給与・入社日といった条件交渉をすべて代行してくれます。
第三者であるエージェントに希望を伝えておけば、後はできるだけその条件に近い待遇で内定・入社できるように最善を尽くしてくれます。
特にキャリアアップ転職の場合は、エージェントを利用するほうがより良い条件で転職できるかもしれませんね。
⑪初出社では注意点が多い
転職先への初出社は注意点が多いです。
といっても何も難しいことではありません。
事前の情報収集・遅刻しない・身だしなみ・主体的に動く・新人の心得を持つ・新しい職場のやり方に合わせる等です。
また、初日で辞めたくなることもよくあることです。
でもたった1日だけでその企業の良さを知ることは難しいので、初日でそう感じたとしても、まずはいち早く慣れて仕事に集中できる環境を作ってみましょう。
悪い面だけでなく、きっと良い面も見えてくるはずです。
こちらで詳しく
>転職初日 初出社で気を付けること・好感を得るためのポイント
まとめ
転職で気を付けるべき11の注意点について解説してきました。
当然、これらがすべてではありませんが、経験上、この11点は特にポイントになるかと思います。
以下に今回紹介した転職の注意点をまとめておきます。
①転職理由を明確にする
②現在の会社で解消できる方法も検討する
③スケジュールを逆算で立てる
④一人で活動しない
⑤自己分析・職務分析を軽視しない
⑥複数の転職サービスを利用する
⑦市場価値診断はやっておく
⑧できれば仕事を続けながら活動する
⑨選考はきちんと企業別に対策する
⑩条件交渉はプロに頼む方が成功率が高い
⑪初出社では基本的な注意点が多い
転職活動の際は参考にしてみてください。