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高卒の平均年収

学歴によって年収が変わる…

「学歴社会」という言葉がある通り、確かに採用枠の基準に学歴を設けてあるケースがあるので、学歴による年収の差は存在します。

ここでは、学歴別の年収額の比較、高卒における年代・男女別の年収額、更に高い年収を目指す方法などを解説しています。

 




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他の学歴(大卒・短大卒)との比較

まずは、高卒が他の学歴と比べて年収はどうなのか…という点を検証します。

比べるのは、大学・大学院卒、高専・短大卒、そして高卒の3つの分類で比較します。

男性の学歴別年収額推移

年齢大学・大学院卒高専・短大卒高校卒
20~242,270,0002,042,0002,010,000
25~292,639,0002,356,0002,290,000
30~343,213,0002,670,0002,544,000
35~393,704,0002,996,0002,825,000
40~444,267,0003,274,0003,122,000
45~494,864,0003,711,0003,294,000
50~545,333,0003,998,0003,511,000
55~595,131,0003,965,0003,460,000
学歴別年収額推移男性

男性の全年代の平均値を見てみると、大学・大学院卒の場合は3,977,000円、高専・短大卒の場合は3,110,000円、高卒の場合は2,907,000円となっています。

高卒男性において、高専・短大卒との差は約20万円、大学・大学院卒との差はなんと107万円という結果です。

恐るべし大卒…

女性の学歴別年収額推移

年齢大学・大学院卒高専・短大卒高校卒
20~242,204,0002,012,0001,833,000
25~292,446,0002,219,0001,936,000
30~342,741,0002,372,0002,018,000
35~393,026,0002,526,0002,107,000
40~443,366,0002,653,0002,169,000
45~493,689,0002,795,0002,231,000
50~543,843,0002,881,0002,273,000
55~593,799,0002,865,0002,258,000
60~643,509,0002,585,0001,970,000
学歴別年収額推移女性

女性の全年代の平均値を見てみると、大学・大学院卒の場合は2,915,000円、高専・短大卒の場合は2,548,000円、高卒の場合は2,109,000円となっています。

高卒女性において、高専・短大卒との差は約44万円、大学・大学院卒との差は80万円という結果です。

女性の方が高専・短大卒との差が大きいです。

<出典:厚生労働省 H29 賃金構造基本統計調査

 

年代・男女別の高卒の平均年収額

続いて、“高卒”における年代別、男女別の平均年収額について検証してみます。

高卒年代男性女性
20代2,500,0002,200,000
30代3,200,0002,500,000
40代3,800,0002,600,000
50代4,200,0002,700,000
60代2,900,0002,400,000
高卒年代・性別年収

<出典:厚生労働省 H29 賃金構造基本統計調査

20代

まずは20代!

20代男性の高卒年収は平均で250万円、女性は220万円といった感じです。

賞与を加味せずに考えると、大体月に18~20万円といったところです。

30代

30代になると徐々に上がります。

男性は320万円、女性は250万円です。

もし、高卒でずっと同じ企業で働いていたとなると、勤続年数は10年以上となり、まさにベテラン層に当たります。

20代と比べると男性は70万円アップ、女性は30万円アップ、月に換算すると6万~3万円アップしていることになります。

40代

40代になってくると、男性は380万円、女性は260万円です。

役職が高くなり、部下も増えてきて”影響力”等も求められる年代です。

男性は30代の頃と比べると60万円アップですが、女性は10万円のアップ…男女の差が開いてきている感じですね。

月給に換算すると、男性は32万円、女性は22万円といったところですね。

50代

50代で高卒の平均年収額はピークを迎えます。

男性は420万円、女性は270万円です。

気になる他の学歴との差ですが、大卒と比べると▼180~200万円の差があります。

60代

60代になると平均年収額がダウンします。

男性は290万円、女性は240万円です。

年収が下がる原因としては、定年退職に差し掛かる年代のため、引き続き雇用されるとしても重要な役職に就かないケースが多いからです。

 

高卒における最高年収額

強み・特徴

学歴に関係なく、大体40~50代が生涯で最も年収額が高くなってきます。

管理職など高い職位に就くケースが多いからです。

ただ、高卒者は大学・大学院卒と比べると、管理職の中でも低い職位になったり、中小企業では高い職位であっても、大企業と比べると低い管理職と同じ年収といった要因もあるため、実際の年収額を見ると男性で平均420万円が最高額となっています。

平均値でも450万円に達しないのが現状のようです。

これを低いと捉えるか、十分と捉えるかは人それぞれです。

 

 

高卒でも更に高い年収を目指すには?

強み・特徴

最高値が平均420万!?女性は270万!?いやいや満足できないっす!

って思う方もいるでしょう。

あくまでこのデータは厚生労働省が出しているデータで、一般的な企業を水準にしているはずです。

なので、高い年収を目指すにはいくらでも方法があります。

もちろんネットでよくある「簡単稼げる!」とかそんなんじゃないです。…(゚∀゚;)

 

例えば起業もその一つです。

自分で会社を興したら、基本的にその会社のトップはあなたです。

私の友達で中卒の人がいますが、小さな運送会社を自ら興して成功しています。

当然、安定するまで時間が掛かりますし、その分リスクもありますが、年収1,000万円以上を目指すことも可能です。

また、専門スキルを身に付ける方法もあります。

難関資格を目指して見事合格すると、企業から一目を置かれます。

もちろん、比較的取りやすい資格ではなく、税理士、社労士、弁護士、会計士といった超難関資格、資格だけでなくIT系のスキル(WEBデザインやコーダー等)も企業が欲しい人材スキルでもあります。

結構気合い入れて本気で学習しない合格できない資格やスキルは、企業から重宝されるケースが多いためその分給与にも反映される可能性があります。

特徴・強み・アイキャッチ

などなど、稼ぐ方法やノウハウを提供しているサイトでは無いので詳しいことは割愛しますが、

「自分で会社や事業を興す」

「今の会社で他の誰も持ってない高いスキルを身に付ける」

こういった事は年収を上げることにつながるはずです。

簡単に稼ぐのは短期的には可能かもしれませんが、継続的に高い年収をキープするためにはそれ並みの努力が必要となるでしょう。

 

まとめ

高卒の年収額について、学歴別、年代別、男女別について検証してみました。

正直、やはり「学歴社会」と言われることもあり、特に大卒者との差は歴然です。

でも大卒者もそれ相応の勉強を続けてきたり、将来のために未来設計している方もいます。(あそんじょる人もいますけど)

将来的に良いお給料をもらうために大学でしか学べない専門的な知識を身に付けてから就職することも当然の人生ルートでしょう。

高い年収を目指すには?でも解説した通り、学歴における年収額を気にするのであれば、「高卒が悪い」「大卒が悪い」のではなく、その人の努力次第だと思います。

私なんかも大卒ですが、転職を3回以上も繰り返し、人様には言えないような低い年収の頃もありました。

今のキャリアに迷ったら友達や家族に相談するのはもちろんですが、転職のプロにも相談してみてください。

例えばDYM就職であれば高卒のキャリア支援も無料で行っています。

身近な人や無料で相談できるプロがいるなら、一度話を聞いてもらいましょう。

DYM就職
ニート、フリーターの支援に力を入れている。
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