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Q-11 みなし残業とは何ですか?
Answer
求人票に「みなし残業」と書かれている文言を見ることがありますが、実は法律上で「みなし残業」という言葉はありません。
ではどのような意味なのか…
労働基準法において、「事業場外みなし労働時間制」や「企画型・専門型裁量労働時間制」という制度があります。
おそらく、これらの制度を「みなし残業」として使用しているケースが多いです。
簡単に説明すると、あらかじめ決められた労働時間に対して給与を支払い、その労働時間を超えても残業代は支給されません。
こういった仕組みから、分かりやすく「みなし残業」という名称で呼ばれています。
ただし、これらの制度は条件があるので、対象となる方は限られてきます。
労働時間を計ることがことが難しい職種(営業で飛び回るなど)などが対象となります。
また、残業手当が固定の場合も「みなし残業(代)」と呼ばれています。
例えば、「固定残業代※25時間分含む」という規定を設けて、ある程度の残業代を目安にしています。
ただし、法定で定められた残業時間を超えた場合は、別途残業代の支給が必要になります。(※義務です)
大きくこの2パターンに分かれるかと思います。
デリケートな部分なので、不明な点は採用担当者に確認しましょう。