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退社が済むと、いよいよ次は新しい職場へ“入社”します。
初出社は誰もが緊張しますし、まだよく知らない職場に対して不安が大きくなるものです。
そこで、転職初日に気を付けること、好感を得るためのポイント、自己紹介の例文、嫌われるNG行動、好かれるOK行動などをまとめて紹介いたします。
転職先で早く馴染むことができるように、初日のポイントを押さえておきましょう。
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初出社で好感を得るためのポイント
事前に情報収集を行う
初出社までに、転職先の基本的な情報や就業規則に目を通しておきましょう。
少なくとも、公式サイトの情報は必ずチェックしておきます。
・組織図
・方針
・商品情報
・特徴
・取引先
・事業内容
・支社や営業所の所在地
・最新の情報やプロジェクト
・代表や役員の名前
など、全て覚えなくても良いですが、自分で調べられる情報はすべてチェックしておくと良いでしょう。
※代表の名前くらいは覚えときましょう。
入社して再確認することもありますが、事前に情報を入手しておけば認識が早くなります。
初出社の時間は要確認
遅刻は当然NGです。
だからといって、通常の出社時間の10分前に行けばOK…という考えも、やや微妙なところです。
会社によっては、出社時間は決められているものの、“出社時間の20分前にはほぼ全員が揃っている”という場合もあります。
会社ごとの慣習があるので、入社までに採用担当者から初日の出社時間について聞いておくことを推奨します。
「入社初日は早めに出社したいのですが、何時ごろが適切ですか?」と聞いておけば、その企業の初出社の慣習に合わすことができます。
第一印象の身だしなみに気を配る
初出社は、あなたに注目が集まりますので、第一印象となる服装や髪型等の身だしなみに気を配りましょう。
最も重要なのが清潔感です。
・スーツの汚れ、シワ、ホコリ…
・サイズ感は大丈夫か…
・シャツのシワ…
・靴やカバンの汚れ…
・寝ぐせ…
など、細かいところにも気を配ります。
私服勤務の場合でも、初出社はTPOに合わせてオフィスカジュアルが適切です。
会社によっては、スーツ・私服勤務であっても、服装に関する“暗黙のルール”がある場合があります。
初日は無難な服装にしておき、次の日から企業の服装ルールに合わすようにします。
主体的に動く
転職先では慣れないことも多く、初日は気を遣うことが多くなります。
かといって、受け身の姿勢では職場に馴染むことはできません。
「指示待ち」「話しかけてもらおう」という姿勢ではなく、何事も主体的に動いていきましょう。
分からない事はきちんと聞き、「何かお手伝いできませんか?」など、仕事に対して積極的な姿勢を行動で示せるようにしましょう。
新人の心得を持つ
自分の経験を売りにして、偉そうにするのは当然NGです。
いくら経験があったとしても、転職先では「新人」です。
かといって転職組なので、へこへこし過ぎるのも間違いです。
低姿勢を基本にして、慎重に意見を述べたり、行動に出たりするよう心がけましょう。
新しい職場のやり方に合わす
やってしまいがちなのが、転職先のやり方を否定する行為です。
「前の会社ではこうだったからこうした方か良いよ」
「自分はこういうやり方でする」
など、前職を持ち出すことは基本的にNGだと考えておきましょう。
自分の意見を伝えることは重要なことですが、転職先のやり方や慣習に従うのがベターです。
初日のあいさつ・自己紹介【例文】
初日は、朝礼などで自己紹介を求められるケースが多いです。
長くなり過ぎず、簡潔に述べるのが一番です。
また、緊張するのは当然ですが、礼儀よく、笑顔、ハキハキと話すようにしましょう。
面接みたいに自己PRするのは不自然…更にこれまでの実績を語りだすなど、上から目線なのはNGです。
基本的には名前、前職でやってたこと、よろしくどーもの流れで十分です。
何も笑いを誘う必要は全くありませんので、普通でOKです。
以下の例を参考にしてみましょう。
【キャリア転職の場合】
おはようございます。本日からお世話になります山田太郎です。前職でもアパレル業界で販売職を経験しておりました。この度ご縁をいただき、皆様と一緒に働かせていただくことになりました。即戦力として活躍できるよう、精一杯頑張りますので、どうぞよろしくお願い致します。
【未経験の転職の場合】
嫌われるNG行動まとめ
▼清潔感がない
▼あいさつしない
▼自己紹介でやたらと自己PRする
▼分からない事が多いはずなのに自分から話さない
▼自己流でやり過ごしてしまう
▼「これが自分のやり方です」「前の会社では…」と言って転職先の会社に合わせない
▼前職の武勇伝を語りだす
▼年下に偉そうにする
好かれるOK行動まとめ
▲教えてもらったことをきちんとメモをとる
▲アドバイスをしてくれた人にお礼を言える
▲言われる前に自分で考えて行動できる
▲周囲に対して積極的に協力する
▲仕事に対して積極的
▲笑顔、気配りができる
▲経験者なのに雑用を率先してやる
▲年下の社員にも礼儀正しい
初日で辞めたくなるときもある
初日は慣れないことも多く、初対面の人にあいさつしたり、仕事をしたり、覚えることが多いのでかなり疲れます。
なので、初日が終わると、
・やっぱり前の方か良かったかな…
・ギャップがあるかも…
と感じる場合も珍しくありません。
ですが、たった1日だけで転職先のことをすべて理解するのは不可能です。
逆にまた転職するとなると、これまで以上に困難な道のりになるのは言うまでもありません。
ですので、初日でそう感じたとしても、まずはいち早く慣れて仕事に集中できる環境を作ってみましょう。
悪い面だけでなく、きっと良い面も見えてくるはずです。
ただし、しばらくやってみて、
・それでも我慢できないことがある
・入社前の条件と違いがある
など、仕事を進めていく上でどうしても譲れないことがあれば、一度話し合う機会を設けるべきです。
言い出しにくいかもしれませんが、それを我慢し続けてストレスで体を壊したら元も子もありません。
業務の配置換えや、部署の異動などによって、今まで以上にイキイキと活躍できる環境で仕事ができるかもしれません。
それでもし不利益を被るようなことがあれば、即座に転職して良いと私は思います。
やれるだけのことをやってみた…でもダメだったから転職するしかない…
それは立派な転職理由になります。
次の転職活動で、それが転職の目的になります。
初出社は疲れるので前社が恋しくなるのは当然かもしれません。
だからといってすぐに転職するのは、大きなリスクがあります。
まずは仕事に馴染めるようにやれるだけのことをやってみましょう。
少なくとも、転職を決意したのであれば、こういった事も覚悟していたはずです。
まとめ ”採用されている”という自信を持って!!
転職先での初出社は、不安と緊張がMAXになります。
事前に情報を確認したり、挨拶のシミレーションをすることで、万全の体制を整えておきましょう。
初日の挨拶でも、ついつい面接をやってきた慣れから自分を誇張してしまいがちです。
素直で、謙虚な姿勢をもちつつ、決して上から目線にならないようにしましょう。
何も、転職先の社員はあなたのことを悪い様に見ていることは一切なく、むしろあなたの入社を楽しみにしているはずです。
仕事とはいえ、新しい環境に対してあなたも楽しまないと損です。
また、あなたは人事や役員から”採用”されており、入社の承認を得ています。
つまり、多数のライバルの中から認められた存在なのです。
なので、自信を持って新しい職場で活躍してください。
以上、転職成功ノウハウでした。