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こちらでは、3月に転職活動をスタートさせるメリット・デメリットについて解説しています。
前月の2月は転職市場において求人数が最も多くなる時期で、3月もその傾向は続きます。
チャンスの時期ですが、入社日が遅れる等のデメリットもあるので、スケジュール面では注意が必要になります。
メリットとデメリットを踏まえながら転職成功を目指しましょう。
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3月における転職活動のメリット
2月から引き続き求人が多い
2月は1年の中で最も多い時期の一つで、応募できる選択肢が豊富にあります。
3月になったからといって求人が大きく減少するわけではなく、この傾向は続きます。
求人が多く選択肢が豊富…といった感じです。
人気企業でもまだ内定が出ていないところもありますし、むしろ3月から求人を出す企業も多いです。
求人が多いので、希望条件にできるだけ近い求人が見つかる可能性が高いのがメリットでしょう。
転職活動者が減少!ライバルが減るのでチャンス
企業側にとっては、4月入社を狙って1~2月にかけて募集をかけるケースが多いです。
それに伴って求職者も増加し、1年で最も求人が多い時期で転職を目指す方が多いです。
まさに転職活発時期なわけです。
3月に入ると求職者は減少傾向です。
1~2月に活動していた求職者の内定が決まり、活動を辞める方が増えてくるからです。
そのため転職活発時期ではあるものの、2月のようなピークよりライバルが一時的に減る傾向で、“求人が多くライバルが2月より少ない”というのが3月の大きな特徴でしょう。
まだ転職先が決まっていない方、これから転職活動を始める方、ピークはひと段落つくのでチャンスです(゚∀゚)
採用の追い込みが始まる
3月は多くの企業で年度末です。
「来期に向けて人材を揃えていきたい」「採用に掛ける予算を年度末で使い切りたい」という企業が採用活動を活発にさせる傾向があります。
2月で採用活動を終了させるところも多いですが、まだ決まっていない企業や、追加で募集をかける企業では追い込みをかけます。
採用する企業もなんとか採用を決めたい意向もあるので、求人企業も積極的な採用を望んでいます。
以下は求人企業の中途採用が活発な時期をグラフ化したものです。
求職者側ではなく、企業側です。
2月より3月のほうがピークなので、企業側の採用意欲が非常に高いことが分かります。
(出典:転職活動を始めるチャンスは今!中途採用が活発になる時期)
3月における転職活動のデメリット
3月はこういったメリットがある一方で、以下のようなデメリットもあります。
▼入社日が遅れる可能性がある
▼入社時期が遅れると研修などを受けられないケースがある
▼退職のタイミングがあまり良くない
▼企業の採用意欲が高いが入社後のギャップに注意
まず、3月から活動を始めて4月に新しい転職先に入社するには、なかなかタイトなスケジュールになります。
入社だけなら4月も可能ですが、退職もあります。
就業規則に「1ヶ月以上前に退職の意思を伝える」と決まりがあるところも多いので、現実的に4月入社が不可能な状況もあり得ます。
で、4月から入社できない場合、入社がGW明けまで遅れる可能性も出てきます。
大型連休があるので仕方ありませんが、退職にかかる期間を考えながら活動をしていきましょう。
そして3月は多くの企業で年度末となり、繁忙期になります。
退職するとなると引継ぎ業務なども発生するため、繁忙期の退職活動はややタイミング的に悪いかもしれません。
でもまぁそんなことも言ってられないので、何があっても気にしない方が良いです。(゚∀゚;)
前を向いていきましょう。
あとは入社後のギャップに注意です。
3月は企業側の採用意欲が高く、何としても人材を確保したい考えがあります。
すべての企業がそうではありませんが、中にはちょっと会社を良く見せるために盛った話をしてみたり、嘘ではないが実際はそこまで良くなかったりする事もあります。
甘い言葉もあるかもしれませんが、入社後に若干のギャップがあってもあくまで自己責任なので冷静な判断をしましょう。
まとめ
3月における転職活動のメリット・デメリットについて解説してきました。
3月も求人が豊富で、2月よりライバルが減るのでチャンスな時期です。
採用企業の意欲も高いですが、特に「入社時期」「退職スケジュール」「甘い誘いがあっても冷静な判断」に気を付けるようにしましょう。
ただ、求人が多くライバル減るからといって転職活動自体がラクになることはありません。
あくまで中途採用では経験者を欲しているので、これまでの経験やスキルをきちんとアピールする必要があります。
転職サイトやエージェントを上手く活用しながら転職を成功させましょう。
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