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7月に入り、梅雨が本格化、梅雨明け後は猛暑が待っています”(-“”-)”
雨…猛暑…どちらも転職活動としては動きにくい季節でもあります。
そんな季節ですが、実は転職希望者が多いというのも7月転職の特徴です。
今回は7月の転職活動におけるポイント・メリットデメリット・市場動向などを解説していきます。
目次
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7月転職市場の動向
求人数の推移
まずは転職市場における7月の新規求人数について…
以下は労働局が発表している2017年と2018年の新規求人数の統計データです。
2017年
2018年
6月からの流れを見ると、2017・2018年共に6月と比べて7月の新規求人数は減少傾向です。
具体的な数値で見ると、2018年の6月は79,183件に対して7月は73,247件です。
その差、およそ6,000件です。
グラフで見ると6月の半分???と見えがちですが、半分では無いのでご注意を…
1年間の推移については新規求人数が少ない時期と言えます。
とはいえ!求人数自体は年々増加傾向です。
1年間で少ない時期とはいえ、求人数は7万件以上もある膨大な求人数です。
求人数自体は非常に多く選択肢は豊富にあるが、年間で見ると少ない時期…
といった方が正しいでしょう。
企業の採用活動データ
続いて、各月の企業の採用活動をグラフ化したものをチェックしてみましょう。
※求人数の推移ではなく、企業の活動具合です。
(出典:転職活動を始めるチャンスは今!中途採用が活発になる時期)
求人数の推移と同様、6月と比べると7月は減少傾向です。
とはいえ、企業が忙しくなる繁忙期(年末等)と比べると高いといえます。
あくまでデータですが、年間を通して採用活動は中間的な時期です。
転職希望者の推移
続いて転職希望者数の推移です。
(出典:doda 転職求人倍率レポート)
2017年1月から2018年12月までの2年間のデータです。
7月に注目してみましょう。
グラフの赤○の部分が7月です。
年間で見てみると、「転職希望者が多い」時期であることがわかります。
なぜ7月は転職希望者が多いのか!!??
要因のひとつとして、夏のボーナスが挙げられます。
6月はボーナス月なので「ボーナスをもらってから会社を辞める」という人が多い時期でもあります。そのため、
7月から転職活動を始める方が多い…
だって5月で辞めたらボーナスなし、、、
でも6月で辞めたらボーナスありで辞められる、、、
のであれば後者を選ぶのが一般的な考えかと思います。
もちろん、6月で辞める場合は6月中にも転職活動を始めている方も多いでしょう。
でも決まらず7月も活動中、、、
有給消化期間を使って活動中、、、
という方も多いため、7月の転職希望者は多くなる傾向があります。
企業の採用事情
6月の夏ボーナスによって、退職者が目立ってきます。
ボーナスをもらって辞める人の穴埋めという目的だけなら“即戦力”を求めてきます。
ただ、辞める人すべてが経験豊富な社員だけではありません。
新卒で入社してきた人も辞めやすい時期です。
4月に入社したけど何か違う…
とりあえず3ヶ月やってみたけどやっぱり嫌なので辞めた…
そんな方も今の時代は多いです。
こういった経験が浅い方の欠員補充であれば、過度な経験値は求めないケースがあります。
第二新卒や既卒、未経験の採用でもOKなわけです。
7月から第二新卒歓迎、未経験歓迎のニーズが高まってくる要因でもあります。
ポテンシャル採用など、やる気や意欲を買ってくる企業も数多くあるので、求人サイトやエージェントを上手く活用して探しましょう。
求職者(ライバル)の動き
前途の通り、7月はライバルが多い時期です。
転職希望者が増えるので、こればかりはデメリットとなります。
ただ、すべての人が活動するとは限りません。
秋の転職ピークに向けて準備する方もいるでしょう。
いずれにしても積極的に活動することで、チャンスを多く作ることができます。
7月に転職活動を始めるポイント
第二新卒・既卒・未経験転職はチャンス!!
6月の夏ボーナスで退職する人が目立つということは、企業からすると”欠員”が出ます。
つまり、7月も欠員補充で中途採用に更に力を入れる企業が目立ってきます。
新卒入社ですぐ辞めるケースも少なくないので、第二新卒や既卒はチャンスです。
また、欠員からとにかく人材が必要な企業も出てくるので、未経験歓迎の求人が出やすいのも特徴的です。
こういったフレッシュ感のある方を求める求人が出やすい時期なので、チャンスを逃さないようにしましょう。
転職希望者が多い=ライバルが目立つ…
先ほどの転職希望者のデータの通り、7月は転職希望者が増える時期です。
すべての人が積極的な活動を行うわけではありませんが、希望者が多いということはライバルが目立ってきます。
ライバルが増えるというのはデメリットですが、求職者が増えることを見越してレアな求人も出やすいので常に情報収集は行いましょう。
天候が天敵に
7月は梅雨本番、梅雨明け後は猛暑が待っています。
転職活動は外に出ることが多いため、厳しい気候によって活動が疲れやすくなります。
また、台風や豪雨によって日程調整に変化が生じやすくなります。
天候によって交通機関に影響が出やすくなり、思った以上に上手くスケジュールが進まないことがあるので注意が必要です。
連休を活用できる
所属している企業にもよりますが、「祝日」「夏休み」などで連休を取る方が多いです。
例えば、私が所属していたサービス業では、7月初旬の繁忙期が終えた7月後半~8月初旬に連休をとるケースが多かったです。
この連休でじっくりと自己分析や市場調査に時間をかけることできます。
また、すでに基本的な分析が終わっている場合は面接の調整がし易い期間でもあります。
逆にこれまで詰め込み過ぎた方はリフレッシュに使うのも良いですが、いずれにしても一日自由に使える時間があるので有意義に活用しましょう。
連休や夏休みは、次で述べている「準備」にも影響するところです。
求人が増加する9月・10月の準備ができる
一般的に、転職のピーク時期は1月下旬~3月、そして9~10月の二期があるといわれています。
秋に転職市場が盛り上がるのが9・10月…
転職活動というものは運命的なところもあり、すぐに始めて決まるものでもありません。
活動期間としては大体3ヶ月ほどが平均的です。
恐らく、いきなりベストな職務経歴書は書けません。
自分のスキルや経験を棚卸しして、市場調査を行い、企業研究も行う…
自己分析から強みや経歴がまとまり、履歴書や職務経歴書の基本的な書き方を知って、ようやく職務経歴書が仕上がってきます。
仕上がっても試行錯誤を繰り返し、改善していくことで徐々に良い職務経歴書が出来上がってきます。
その後は面接対策もあります。
なので、転職活動として3ヶ月は期間を設けておいた方が良いでしょう。
7月に転職活動を始めた場合、3ヶ月間の活動期間を設けると、丁度9~10月のピーク時期に合わせることができます。
余裕を持って秋の転職ピーク時期に向け準備ができるというわけです。
自分にしかないエピソードを考える
ライバルが多いため、選考では自分を際立たせるためのアピールが必要になってきます。
最も効果的なのが、自身のエピソードです。
単にコミュニケーション力が高いとアピールするのではなく、その理由となる背景を説明します。
例えば私の場合、「私は主体性が強み。自ら部署を立ち上げて〇〇の業務や販売促進に力を入れた。最初は興味を持ってもらえなかったが、日ごろから担当者と連絡を取ったり、仕事が終わってから食事に誘ったりすることで自分に興味を持ってくれるようになり、新しい部署での仕事にも理解が深まるようになった。結果、社員がデータを活用してくれて…〇〇という結果を残すことができ、会社の売上に貢献することができた。」
といった感じです。
嘘のエピソードは突っ込まれたらバレるので、必ずリアルなエピソードを交えてアピールするようにしましょう。
転職エージェントの活用がスムーズ
転職活動の時は転職エージェントの利用を強く推奨します。
ライバルが増えると、転職サイトなどに公開されている求人は応募が殺到します。
そのため、エージェントが独自に保有している非公開求人が狙い目となります。
転職エージェントを利用している方限定の求人なので、ライバルが公開求人と比べて極端に少なくなります。
倍率が全然違ってきます…
同じ企業の求人でも、公開求人と非公開求人があることがあります。
中にはエージェントの独占求人もあるので、より成功率は上がります。
求人紹介だけでなく、キャリア相談、企業とのやりとりや日程調整、選考対策、条件の交渉、円満退社のアドバイスなど、完全無料で転職活動をサポートしてくれます。
一人で活動するよりも、その道のプロにサポートしてもらうほうが転職を成功させる確率がグンと上がります。
採用が決まっても、決まらなかっても、費用は一切掛からないので出費面でのデメリットはありません。
推奨エージェントをこの記事の最後に記載しているので参考にしてみてください。
7月に転職活動を始めるメリット・デメリット
以上の点を踏まえて、7月に転職活動を開始するメリット・デメリットをまとめました。
メリット
▲第二新卒や未経験を歓迎する求人が目立つ
▲欠員補充の採用目的が多いため採用率が比較的高い
▲連休や夏休みを利用しやすい
▲秋の転職ピーク時期に合わせやすい
デメリット
▼ライバルが多い
▼年間で見ると求人はやや少ない
▼梅雨・猛暑で活動が疲れやすい
▼天候悪化でスケジュールがずれやすい
まとめ
7月は6月と比べて求人が減少する傾向です。
しかし、6月は退職者が目立つので7月も転職希望者は多くなります。
ライバルに埋もれてしまわないように、自分のやってきた経験やアピールに対して、具体的なエピソードを説明できるようにしておきましょう。
そして第二新卒や未経験歓迎の求人が出やすい時期なので、転職サイトとエージェントを上手く活用しながら転職を成功させましょう。
急いでいない場合は9~10月のピーク時期に向けて万全の体制を整えておきましょう。
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