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転職サイトのスカウトを利用していると、たまに「書類選考免除」という特典があるスカウトが届きます。
それだけでなく、「役員面接」「社長面接」など、ロープレのゲームに例えるなら、いきなりラスボスに挑むようなスカウトもあります。
転職活動における選考は、基本的に応募、書類選考から始まり、一次面接、二次面接、最終面接などの段階があります。
特に面接は段階が上がれば上がるほど面接内容が変わり、面接官の役職も上がっていきます。
それをショートカットできる「書類選考免除」や「役員面接」の意味について、実際に応募した経験とあわせて解説していきます。
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書類選考を免除にする意味とは?
本来なら転職活動では書類選考が必要ですが、転職サイトを利用していると「書類選考免除」のスカウトが届くこともあります。
私はエン転職を利用していて、何度かこの特典スカウトを受け取った経験があり、実際に応募した経験もあります。
で、この「書類選考を免除にする」意味ですが、いくつか理由があると思われます。
理由① 人材確保
まずは優秀な人材確保です。
いくら魅力的な企業だったとしても、優秀な人材が応募してくれるとは限りません。
ただ指をくわえて応募者を待つのではなく、企業側からも優秀な人材を探して応募してもらうためのアクションを起こしています。
スカウトもその一つで、ただスカウトを送っただけでは他社と差別化できないため「書類選考免除」や「役員面接」といった特典を付けることがあります。
もちろん、WEBで公開している経歴やスキルをチェックしたうえでね。
人材不足に悩まされる現代なので、企業側からも動かないと良い人材が確保できないんですね。
これは良い理由です。
理由② 応募率アップ
逆に、ブラック企業など応募者が少ない不人気な企業はちょっと意図が異なります。
評判が良くなので、そもそも応募者が少ないのは仕方がない…
なので、経歴やスキルに関わらず、スカウトで「書類選考免除」と記載しておけば、単に応募率が上がるからという理由です。
全員とりあえずは面接しますよ という感じですね。
前者とは全くテンションが違います。
でも30,40,50代の転職では応募できるところが少なくなるので、面接してくれる企業があるのは有り難いこと…
だって40代以上になると書類すら通らない企業も多いですからね。
いずれにしても、書面でのアピールではなく、実際に会ってアピールできる点は大きなメリットでしょう。
実際に書類選考免除のスカウトに応募してみた
で、実際に私も未経験分野の業界企業から「書類選考免除」のスカウトが届いて、興味があったので過去に応募したことがあります。
確かに書類選考は免除で、いきなり面接からです。
その点にウソはありませんでした。
その面接の際に「応募書類として履歴書と職務経歴書を持参」とあったので、とりあえず作成して準備しました。
ん?結局書類は必要なのか…まぁ正式な書類は当然必要なのか…
と感じながらも面接当日に持っていきました。
面接では書類を面接官に渡し、2,3分チェックされました。
話は履歴書や職務経歴書の記載内容に沿って進みます。
私の場合、未経験の分野だったので当然厳しいことも言われました。
それは覚悟していましたが、未経験者なので経歴よりやる気をアピールすることに注力しました。
圧迫面接とまではいきませんが、あまり良いイメージを持たずに面接は終了…
当然落ちたと思っていましたが、結果は最終面接にも呼ばれました。
まぁ行くことはありませんでしたが、「書類選考免除」でも面接は通ります。
通常選考と同じ感覚で見ること
でも面接で優遇されるとは限らず、むしろ私の場合は基本的に通常の面接となんら変わりはないと感じました。
「書類選考免除」と記載されたスカウトが届くと、なんだかその企業から熱い視線を注がれているように感じてしまいますが、過度な期待はしない方がよいでしょう。
もちろん中にはあなたの経歴やスキルに惚れた企業もあるかもしれませんが、「とりあえず面接はしてくれるんだな」という感じで受けとる方が良いです。
面接でも上から目線的な態度は厳禁で、通常の面接と思って挑むようにしましょう。
でも結局履歴書や職務経歴書は持って行かないといけなかったので、書類選考免除の意味ってあるのかなと…
まぁ人材確保や応募率アップという面では企業側のメリットはあるのか…
個人的な感想としては、書類選考と面接試験が同時に行われている感じがしました。
いまでも「書類選考免除」や「役員面接」のスカウトが届くと、おっ!ってなってしまいますが、選考がショートカットできるだけで基本的には通常の選考、落ちるときは落ちますので、期待し過ぎないようにしましょう。
※あくまで個人の意見と体験から思ったことです~
以上、転職サイトのスカウト特典「書類選考免除」「役員面接」の意味や応募の体験談でした。