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面接マナー

内定を左右する面接において、「マナー」を知っておくと事は必要不可欠です。

態度、しぐさ、話し方、あいさつ、身だしなみ、入退室など、チェックされる項目は様々です。

新卒時と比べて、社会人経験のある転職組には、こういったマナーに対して厳しいチェックが入ります。

面接対策はバッチリでも、基本的な常識やマナーができていないと内定を獲得するのは難しいでしょう。

そこで今回は、最低限知っておきべき面接に関連するマナーをご紹介します。

面接前の日程調整から、面接後のマナーまで解説しているので、ぜひ参考にしてください。

 




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最低限知っておくべき、面接関連のマナー

日程調整に関するマナー

転職活動期間

電話が掛かってきて出るときは?

まず、企業の電話番号は、携帯に登録しておきましょう。

電話がかかってきたら、「はい、もしもし」ではなく、「はい、山田です。」と答えるようにします。

 

面接希望日時は3通り以上準備する

面接の日程調整をする場合、希望を聞かれます。

1週間以内の期間で、面接に参加できる日時を3つほど挙げます。

決して1つだけというのは選択肢がなさ過ぎてNGです。

相手のスケジュールもあるので、配慮しましょう。

 

面接時の服装マナー

20代の就職

男性の服装マナー

男性のスーツなんて全部同じ…だと思っている方も多いですが、面接にふさわしいスーツの色や形があります。

まず、いわゆる「リクルートスーツ」はあまりお勧めしません。

新卒ではありませんし、真っ黒はあまりキャリア性を感じることができないためです。

なので、おススメはシングルタイプ濃いめの紺黒でもさりげなくストライプが入っているなど、新卒との差別化を意識しましょう。

 

女性の服装マナー

男性同様、新卒で使用するリクルートスーツはお勧めしません。

スカート丈は膝が隠れる程度の長さがベストです。

スーツ自体のカラーは、男性と違い明るめのベージュやグレーでも大丈夫です。

更にインナーは、シャツ以外のカットソーでもOKです。

 

面接時のカバンは

置いたときに立つカバンが基本です。

色は黒・紺・茶色といったベーシックカラーを、サイズはA4サイズが無理なく入る大きさをチョイスします。

 

面接まで(訪問・待合など)のマナー

遅刻しそうなときは…

面接の遅刻は絶対NGですが、電車の遅延などやむを得ない場合もあります。

その際は必ず電話で連絡を入れて、お詫び・理由・到着予定時刻を伝えます。

 

訪問は面接開始5分前

訪問するタイミングですが、開始5分前がベストです。

ギリギリと感じるかもしれませんが、採用担当者は忙しいスケジュールの中、面接を調整しています。

早く訪問してしまうと、焦らしたり、まだ準備ができていない場合があるので、訪問のタイミングでも配慮が必要です。

10分前でも早すぎなので、必ず5分前に受付に着くようにしましょう。

 

受付も面接の一部と捉える

会社についたら、受付で訪問した目的を伝えます。

「本日〇時から面接を予定している山田太郎です」と、目的と名前を伝えましょう。

ここでのマナーもチェックされています。

 

待合室でガサガサしない

面接の準備が整うまで、待合室で待つケースが多いです。

その場合も、社員の方やお客様への配慮は忘れないようにしましょう。

書類を確認するのは当然OKですが、ガサガサ出したり、大きな音を立てないように注意します。

 

入室時のマナー

入室

入室ノックは基本3回

入室前には、必ずノックをします。

本当の正解マナーは4回ですが、日本では3回が基本になっているので、3回ノックします。

2回はトイレノックなのでNGです。

そして「どうぞ」の声が掛かってから入ります。

 

ドアの方を向いてから閉める

入室したら、ドアの方に体を向けてから、ドアを閉めるようにします。

面接官に背を向けるとNGでは?と思いがちですが、逆に後ろ手で閉めるのがNGです。

 

着席前に一言あいさつする

入室してイスの前まで来たら、自分の名前と本日はよろしくお願いしますという挨拶を挟むと良いでしょう。

着席の「どうぞ」の声が掛かる前に自分から言うのがベストです。

 

着席は「どうぞ」の声が掛かってから

入室からイスの前にいき、あいさつもOK!

でもいきなり座るのはNGです。

面接官が「どうぞ」と言ってくれるので、それまでは立って待ちます。

 

カバンはイスの右横に置く

着席したら、カバンをイスの右横に置きます。

※左利きの場合は左

膝の上に置いたり、イスに立てかけず寝かせてしまったりしないように注意します。

 

面接官を待つ場合は「下座」の位置で立つ

面接官より先に入室する場合もあります。

その際は、「下座」の席にあたるところの横で、立って待つようにしましょう。

基本的には、出入り口から一番近いところが下座です。

ただし、案内してくれた方の指定があり、着席するよう促されたら従うようにします。

 

面接中のマナー

交渉

相手の目を見て話す・笑顔・うなずき

超基本的なことですが、面接官の目を見て話します。

極度の緊張から忘れがちになるので注意しましょう。

また、相手が話すことに対して「うなずき」「笑顔」も意識的に行うようにしましょう。

 

名刺は受け取ってもこちらは渡さない

面接官から名刺を渡される場合もありますが、こちらの名刺を渡す必要はありません。

ビジネスとしての取引ではありませんし、あくまで面接です。

 

渡された名刺は机の左下に置いておく

名刺を渡されて、机がある場合、そのまましまわずに机の左下に置いておきます。

複数名刺がある場合でも、面接官が座っている順番に置きます。

机が無い場合は名刺ケースに入れましょう。

 

丁寧な言葉遣いを!

敬語や丁寧語をきちんと使えないと、正直内定は無理です。

自分では使えていると思っていても、

「○○なんスよね~」「マジですか」「○○でぇ~」など、

油断していると、普段友だちに使っている言葉が不意に出てしまうこともあり得ます。

言葉遣いで落ちるケースは多いので、意識を高めてください。

 

退室時のマナー

退室

お礼をしてから退室

最終質問が終わったら、立ち上がってイスの横に立ちます。

そして「面接のお礼」「よろしくお願いします」と一言伝えてから退室します。

※今後とも…という意味から「よろしくお願いします」の表現が望ましい

 

ドアの前でも一礼

面接の部屋から出る際も、ドアの前で更に一礼してからドアを開けます。

退室の際も静かに閉めるようにしましょう。

 

お見送りの際も気を抜かない

部屋でバイバイではなく、会社の入り口やエレベーターまで見送りをしてくれるところもあります。

気が緩みがちなので、話す言葉に注意しつつ、最後は「こちらで失礼いたします」と一礼をしましょう。

エレベーターの場合はドアが閉まるまで頭を下げておくと良いでしょう。

 

面接後のマナー・その他

お礼状はマストではない ※注意

良くノウハウ集を見ていると、「面接が終わったらお礼状を書きましょう」と勧めているところがありますが、実はどちらでも構いません。

企業からすると、「丁寧な人だな~」と思われる程度でしょう。

逆に、面接で伝えられなかったことや自己PRまで記載してしまうと、「なぜ面接で言わなかった?」と評価はあまり良くないでしょう。

私も一度書いて送ったことがありますが、その企業は落ちました。

お礼状が理由ではないと思いますが、あまり採用の合否に意味が無く、変に刺激を与えるだけなので個人的にはお勧めしません。

どうしても書きたいのであれば、「忙しい中面接してくれたお礼」簡潔に伝えるようにしましょう。

PRを入れるとくどいですし、印象はあまり良くないです。

 

面接辞退の連絡は電話でもメールでもOK

面接の予定が入っていたが、ある理由で参加できなくなった場合、当然企業の担当者に連絡を入れます。

連絡なしでブチるのは大迷惑ですので、絶対NGです。

連絡方法ですが、面接辞退であれば電話でもメールでもどちらでもOKです。

その際は、「大変申し訳ございませんが、諸般の事情で面接を辞退させていただきたくご連絡を差し上げました。」と伝えます。

企業によっては理由を聞いてくるところもありますが、きちんと理由を正直に伝えて、誠意をもってお詫びの言葉を伝えるのがマナーです。

 

まとめ

このように、面接対策だけでなく、マナーや常識の対策も必要です。

いくら面接で良いプレゼンができたとしても、マナーが悪いと全てが台無しです。

完璧を求められるわけではありませんが、今回ご紹介した最低限のマナーは理解しておきましょう。

 

 

 

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