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転職先が決まるまでどれくらいの応募が必要なのか…
みんなはどれくらい応募しているのか…
転職活動を進めていくと出てくる疑問の一つです。
大手人材企業では、応募数に関連する様々なデータを公開しています。
そこから見えてくる平均的な応募社数や年代別の応募社数、更にその後に続く書類選考通過率や内定率まで詳しく解説していきます。
転職活動の目安にしてみてください。
目次
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まずは全体的な平均応募社数をチェック
まずは、一般的に転職活動ではどれくらいの応募数が多いのかを確認します。
様々な企業で統計データやアンケ―トを実施しています。
ここでは、マイナビ、リクナビ、dodaのデータから平均応募社数を確認します。
マイナビのデータを見てみる
マイナビ転職のアンケート調査では、平均応募数は8.4社、つまり9社という結果です。
リクナビNEXTのデータを見てみる
大手転職サイトであるリクナビNEXTでは、転職経験のある20~30代の男女1,000名を対象にアンケートを実施しています。
転職先が決まるまでどれくらい応募したか?というアンケートに対し、最も多いのが1~4社でした。
全体的な平均応募数で見ると、7.5社、つまり8社です。
dodaのデータを見てみる
(出典:doda 転職成功者の平均応募社数)
dodaは統計データに強いパーソルキャリアが運営している転職サイトです。
対象調査人数は非公開ですが、大規模な調査であることは間違いないでしょう。
細かく見ると、最も多いのが21社以上です。
リクナビNEXTでは若年層を対象としていましたが、dodaではミドル~シニアクラスまで対象としているため平均値が上がっています。
私も経験上、転職活動では20社以上応募していましたので、リクナビNEXTのような1~4社で決まるのは幸運だと思います。
dodaの全体的な平均応募数は、17.7社、つまり、18社です。
多くの方が、1,2社ではなく、複数応募して安全かつ慎重な転職活動を進めていることが分かります。
マイナビ・リクルートの調査では平均応募数は8~9社
dodaの調査では平均応募数は18社
つまり、8~18社が目安
年代別によって応募社数が大きく変わる
(出典:マイナビ)
改めてマイナビの調査を見てみます。
全体平均は9社ですが、年代別で見てみるとかなり差があります。
20代だと6~8社が平均なのに対し、
30代だと9社以上、
40代だと10~13社、
50代だと15社以上
という結果です。
これだけ違いがあるので、自分の年代別で応募社数を参考にすべきです。
年代が高いほど応募社数が増えていく理由は、
「年齢が上がるごとに求人数が減少、ハイクラスのポジション、なのにライバルも多い」
という転職環境なので、必然的に沢山応募していく必要があるからです。
書類選考の通過率は?
応募数と併せて気になるのが書類選考の通過率です。
リクナビNEXTでは約5割、
マイナビでは約3割
という結果で、書類選考の通過する確率は30~50%です。
10社応募して3~5社の面接に挑むことができるというのが目安です。
最終的な内定率は?
この流れで内定率もチェックしましょう。
リクナビNEXTでは約4割、
マイナビでは約5割
つまり、最終的に内定が決まる確率は40~50%です。
※書類選考より確率はやや高いようです。
つまり…
10社応募すれば、3~5社の面接に進むことができ、更に40~50%の確率で内定がでます。
最終的には、大体1~3社の内定が出る…という計算です。
できれば数社の内定を出して比較したいところなので、最低でも10社以上応募というのが目安になりそうです。
これは年代を問わずに言えることです。
まとめ
応募社数について解説してきました。
結果がでるまで待つような1社ずつの応募は、なかなか転職活動が進まず途方に暮れるでしょう。
限られた時間の中で効率よく転職活動を進めていくには、複数応募で同時進行がマストです。
イメージが良くなかった企業も、面接に行くとガラッと印象が変わるというケースもよく聞きます。
自分に合う企業を探すためにも、1社だけでは到底見つかりません。
これはエージェント選びのコツと同じです。
納得のいく転職にするためにも、沢山応募してみて自分に合う企業を探しましょう。