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希望条件を整理する

さて、いよいよ準備が整ってきて求人を探していきますが、むやみやたらに探しても時間がもったいないだけです。

必ず、希望条件を洗い出して整理してから探します。

そして希望条件を考え出すと、気付いたら希望だらけになってしまうことがあります。

多すぎると求人の選定が曖昧になって、「本当に譲れない条件」を見失ってしまいます。

ですので、希望条件の中でも”絶対に譲れない条件”を中心に考えていきましょう。

 




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希望条件の見つけ方

希望条件の見つけ方

希望条件ってどんなものが思いついますか?

実は、自分で思いつくものは限界があります。

多すぎるとNGですが、本当に大事な希望条件を見つけられないのが一番怖いです。

そこで、希望条件を見つける最も良い方法が、

「転職サイトの検索条件から選ぶ」という方法です。

転職サイトは、転職者が必要とする条件が揃っており、それをもとに求人を探せるようになっています。

つまり、条件の宝庫です。

小規模なサイトではなく、リクナビNEXTのような条件が豊富にあるサイトから条件を選んでいきます。

 

まずは最低限決めておきたい条件を整理

勤務地

職種や業種

年収

 

上記の項目は、最低限決めておきたい条件項目です。

 

勤務地は、選択肢が多い方が可能性は広がります。

例えば、勤務地が「神奈川」だけでなく、可能であれば通勤できる隣接の都道府県も選択肢に入れておくと良いでしょう。

 

特に重要なのが、職種・業種です。

この項目は、「経験を活かした転職」 or 「未経験分野への転職」を分ける重要な項目です。

それによって希望の年収なども決まってくるので、職種や業種はしっかりと決めておきたいところです。

また、エージェントからも必ず聞かれます。

注意点としては、それぞれ1,2個に絞るのがベストです。

例えば、

希望職種が販売や営業、もしくは事務やクリエイティブでもOK…

これはどう見てもNGですよね。

希望職種が多すぎて求人を探すだけでも疲れそうです。

決め難い場合もありますが、できれば「販売」の仕事を探す!「営業」の仕事を探す!、もしくは「販売」「営業」どちらかの仕事を探す!といった感じで、具体的に決める方が良いでしょう。

 

そして給与・年収を重視する方は多いでしょう。

希望給与・年収に関しては、

経験やスキルを活かした転職なのか

・未経験分野への転職なのか

によって大きく変わってきます。

経験・スキルを活かした転職の場合は、年収アップが期待できます。

とはいえ、過度な期待はNGです。

よほど高い能力の場合を除き、現状の年収+1割程度が妥当でしょう。

また、最低ラインを現状の年収にすれば、キャリアアップ転職から年収がダウンしてしまうことはありません。

なので、「最低でも現状の年収○○○万円をキープして、希望は年収○○○万円」と設定しましょう。

 

一方、未経験の場合は、年収ダウンを覚悟しましょう。

とはいえ、生活できる最低給与ラインはクリアしないとダメなので、あまりに低すぎるのはNGです。

 

「こだわり条件」は本当に必要なものだけを決める

こだわり条件

勤務地・職種・業種・年収といった最低限決めておきたい条件に加え、「こだわり条件」も確認しておきましょう。

例えば以下のような条件が挙げられます。

企業規模

転勤の有無

休日

女性キャリアに積極的

各種手当

土日祝・平日休み

年間休日

 

意外とこっちのほうが重要!といった方もいるでしょう。

私もその一人で、転勤がどうしてもできない状況でした。

 

こだわり条件は、かなり細かいので、見つけ出したら色々出てくると思います。

しかし、ここでも沢山決めてしまうのは絶対にNGです。

希望条件に合う求人が見つかりにくくなり、自ら転職のハードルを上げてしまうことになります。

なので、いくつかピックアップしてから、更に「自分にとって譲れない条件は何か」を考えて絞り込みます。

いくつぐらいが良いという指標は難しいですが、さすがに10以上になると多すぎです。

 

更に最重要条件として3つ程度選ぶ

最重要条件を選ぶ

しつこいようですが、更に絞ります。

一番重要なので、やってください。

これまで決めてきた、「最低限決めておきたい条件」と「こだわり条件」を合わせて、最重要条件として3つほど選びます。

絶対に譲れない条件を、徹底的に自問自答したうえで決めます。

 

例えば、以下のような感じで選びます。

条件1:同職種
条件2:年収400万円
条件3:転勤無し条件1:年収500万円

条件2:年間休日120日
条件3:外資系企業

 

希望条件は多くなりがちですが、最終的に3つまで絞り込むまで、ある程度考えて時間を掛けてきたはずです。

迷った項目もあるでしょう。

しかし、これだけ悩んで徹底的に比較して絞り込んだ条件なので、あなたが最も転職で大切にしている事が見えてきたばすです。

逆に勢いで条件を決めたり、なんとなくで決めてしまうと、「本来の転職目的」を理解できていないので、転職失敗のリスクが高くなります。

 

ここまで絞り込むことで、以下のメリットがあります。

一番転職で大事にしている条件を取り逃さない”転職の目的”

転職先に迷った際の指標になる

希望条件がハッキリして求人を見つけやすい

 

まとめ

ご苦労様でした。

希望条件を洗い出すのは意外と時間がかかります。

しかし、ここをしっかりと確認しておかないと、転職する本来の目的が分からなくなります。

特に「最重要条件3つ」は常に頭に入れておきましょう。

次回から転職成功ノウハウ「求人情報を探す編」に入っていきます。

 

 

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