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希望年収はどれくらいですか?
新卒では聞かれない、転職ならではの質問ですね。
いわゆる“条件交渉”です。
ここでは、単に希望を聞いているだけでなく、自分の価値をどのように認識しているか、という狙いもあります。
そのため、過度・過少な評価は厳禁です。
過度な評価は高度な交渉が必要になり、採用自体が遠ざかります。
どうしても大幅な年収アップを希望する場合は、エージェントにお願いします。
一方、過少評価は「あれ?こちらが思っているより能力が低い方なのかな?」と思われて損をします。
では聞かれたらどうするか…
もし、「年収自体にこだわりが無い」「最低限必要な年収からスタート」であれば、現状維持が良いでしょう。※経験職種の場合
「希望は特にないです」ではなく、
「基本的に御社の規定に従いますが、希望させていただくとすれば現在と同額を希望します。」
と伝えます。
もし年収アップを希望する場合は、
「基本的に御社の規定に従いますが、これまでの○○経験を活かせると考えているので○○万円を希望します。」
重要なのは、年収アップさせる明確な理由を必ず伝えることです。
また、ここでの○○万円は、現在の年収の+10~20%程度が妥当です。
100万円以上の交渉はハードルが高いですが、どうしても希望する場合は、納得してもらうための根拠をきちんと伝えます。
希望勤務地はありますか?
勤務先が複数ある場合は聞かれるでしょう。
答え方としては、正直に希望を伝えます。
「東京支店を希望します。」
ただ、転勤無しと明確に分かっている場合を除き、全国に拠点を持っている場合は、全国転勤の可能性があります。
その際、おそらく「もし転勤があっても大丈夫ですか?」という質問があります。
やむを得ない事情がある場合を除き、基本的に「嫌です」と答えると採用は難しくなるかもしれません。
どうしても無理な場合はきちんと理由を説明します。
ただ!転勤に関しては、
当然、転勤なしにこだわっているのであれば、求人票を見たりエージェントから事前に聞くことで確認できます。
嫌な方はわざわざ全国転勤のある企業に応募することはないでしょう。
※たまに面接でやっぱり転勤あるとか言い出す悪質な企業もありますが…
それを承知で面接に来ているのであれば、面接官からすると単なる確認でしかありません。
全国転勤のある企業で「転勤は大丈夫?」という質問が来たら、
“希望は○○だが、拠点間の転勤があるのであれば前向きに考えたいと思います。”
といった感じで答えておきましょう。
残業や休日出勤があるかもしれませんが大丈夫ですか?
ここが日本人の悪いところですが、残業や休日出勤を拒否するとマイナス面に働くことがあります。
残念ながら、内定を貰うためにはある程度容認するのは致し方ないことです。。。
模範的な答え方だと「全然大丈夫だよ~」と答えるのが良いかもしれませんが、私は一度も素直に容認したことがありません。笑
もし聞かれたら、その理由を面接官に詳しく聞きます。
「残業・休日出勤が多いということですか?」
「具体的にどれくらいの状態なのですか?」
社労士をしていたのでこの辺は厳しく聞きます。
(良いのか悪いのか…会社の犬にはなりたくないのでついついクセで聞きます。)
月に数十時間程度であれば問題ないと思いますが、100時間となると過労死の域です。
例外もありますが、労働基準法違反であり、そこはブラック企業です。
正直に答えるか分かりませんが、ただ「大丈夫です。」と答えるのではなく、「どれくらいの規模なのか」は、身の危険を守るためにも聞いておくべきです。
そのうえで、
“勤務時間を効率良く使えることが前提で、必要に応じて業務上やむを得ない場合は、残業・休日出勤に従事します。”
と、「意味のある残業、休日出勤ならやりますよ!」という熱意を伝えておくほうが、私自身は得策であると思います。
これを言って落ちたことはありませんが、不安な方は規模を確認しつつも、素直に従事すると答えておいても良いでしょう。
採用になった場合、いつから入社できますか?
この質問は終盤で聞かれるケースが多いです。
そのため、必ず事前に、「入社可能な時期」を確認しておきます。
もし離職中なのであれば、「いつからでも入社できます!」と入社の意欲を伝えるのが良いでしょう。
一方、在職中の場合は退職しないと入社できないので、「いつでも」と言うわけにはいきません。
しかも今日明日に今の会社を退職するのはほぼ無理でしょう。
なので、“事前に今の会社を退社するにはどれくらい前から意思表示すべきか”を確認しておきます。
※1ヶ月前までに~とかが多いです。
それを踏まえて、
“現職では規則上、1ヶ月前に退職の意思表示をする必要があります。また、引き継ぎ業務等もございますので、1ヶ月と少し日にちを足した○月中旬ごろから入社できます。”
と、具体的に何月のどれくらいに入社できるかを伝えるようにしましょう。
正社員以外の雇用形態(契約社員)でも良いですか?
正社員としては能力やスキルが足りないと考えた場合、将来的なポテンシャルを期待して「契約社員といった雇用形態でのスタートでも良いか?」という場合もあります。
いわゆる試用期間のようなニュアンスです。
将来的に正社員としてのチャンスがあるのであれば、それは企業の好意です。
内に秘めた力を感じており、まずは契約社員として実際の業務を経験してから判断したい(判断してほしい)ということです。
逆に「いや、正社員が良いです。」と答えても、その企業では”まず試しに働いてほしい”という思いがあるので、採用されることはほぼないでしょう。
長期的なキャリアを見越して判断するようにしましょう。
念のため、以下のように聞いて確認しておきます。
“もちろん、契約社員としてのスタートでも構いません。その場合は仕事の幅に違いはございますか?また、正社員としての可能性やその要件も教えていただければと思います。”
希望以外の職種でも良いですか?
あなたのキャリアから、募集している応募職種とは違った職種を提案されることがあります。
でも特に珍しいことでもないです。
誰もが経験したことがあると思いますが、やりたくない、希望していない仕事を任せられることはあります。
これと同じです。
よほどその職種を希望していたとしても、「柔軟に対応できる」という点をアピールできるようにします。
ただ、注意点としては、「こだわりが無いのか」と思われてしまってはいけません。
“あくまで希望職種がある”ということを忘れず伝える必要があります。
なので、ここでは、
“御社に貢献したいので、どのような仕事でも積極的に取り組みたいです。ただ、もし○職で入社した場合、希望していた○職へのキャリアパスはございますか?”
と確認しておくと良いでしょう。
ー自己紹介・自己PRに関する質問
ー職務経験に関する質問
ー転職理由に関する質問
ー志望動機に関する質問
ー仕事に対する姿勢に関する質問
ー経験・スキル・将来的なキャリアに関する質問
ー業界やニュースに関する質問
ー希望条件に関する質問
ー選考や内定を視野に入れた質問
ー面接の最後に聞かれる『逆質問』